3.11 現在、未来の復興への思いを込めて
今回、大阪天満宮にて「すずめ踊り」の団体として奉納踊りに参加しました。
すずめ踊りが伊達家の築城の時に大阪・堺から石垣の職人たちが派遣されそこで披露した踊りが広がった由来があり、「大阪・堺」と「仙台」との交流もあります。
僕が住む大阪も阪神淡路大震災を経験しています。
あの時は住んでいる地域では震度4〜5。
家の食器が割れたり、大阪から繋がってる神戸への高速道路がニュースで崩れた映像は今も焼きついています。
法被で薄着で外で演舞してみると、こんなに寒い時期だったのかと再確認したり。
上着を着てヌクヌクと外に出ていては実感出来なかったかもしれません。
息子と二人、震えていましたが演舞も無事にやり遂げる事が出来ました。
昔ながらの建物が崩れ、新しい建物に変わる。
復興作業には懐かしい風景も変わってしまう寂しい気持ちと、新しく立ち上がる力強さ。
色々な感情が入り混じりますが、被災した全ての人が元の生活に近い状態に復興していく事を願います。
僕はまだまだつたない太鼓ではありますが、自分の中にも思いが残る。そんな日になりました。