少し大きめのシルバーのペンダントを一点物で製作中です。
月の部分は中が空洞になる様に制作。
薄く軽く制作できる利点はありますが量産には向かない製法ですね。
銀の板にタガネで槌目をつける事で月の凸凹した表面を表現し、貝の様に左右対象のパーツを作りロウ付けでくっつけます。
三日月の内側はツルッとした鏡面仕上げになります。
あらかじめ刻印を打った銀板。
先ほど制作したパーツの三日月の内側を綺麗に丸く削り、その形に合わせて曲げた銀板をロウ付け。
ぴったり合わせるのは難しい作業です。
ですが大きいのに軽い。
はみ出ている板を削り三日月の完成。
そしてこの三日月と合わせるのがカエルのパーツ。
こちらはピアス用に制作したカエルの手や足を少し加工し合わせました。
三日月に揺られ何か考えている様な雰囲気。
個人的に好きなイメージ、「物語の一場面を切り取った」様な面白いペンダントになり様です。
こちらに繋げるチェーンも一点物で現在制作中。
取り外しが出来ないチェーンになりますが、ペンダントのカエルと合わせ作品として印象的になればと考えています。
長さの調節ができる様にアジャスターを長めにしようかな。
チェーンも輪っかの数だけロウ付け作業。
数が多いんで頑張ります!